『東海産業はどのような会社ですか?』
当社は、食品製造機械や医薬品製造機械で使われるプラスチック製の部品を製造している会社です。スーパーやドラッグストアに並ぶ商品の一部は、当社製の部品を搭載した機械が製造に関わっていたりします。
第二次世界大戦後、様々な物資の需要が増加する時代背景の中で1954年に創業し、高度経済成長期やバブル崩壊、その後の不況などを乗り越えてきた老舗企業で、様々な顧客の相談や要望に応えられる実力と実績を持っています。
現在は、生産性の向上させるために積極的に設備投資を行っており、業績を伸ばしています。そして、その成果を社員に還元しながら、さらに業績を伸ばしていくために、社員一丸となって、楽しみながら様々な新しいことにチャレンジしています。
『経営理念を教えてください』
当社では、特に理念として言葉にはしていませんが、「社員の生活」「技術」「人間の心」、この3つを豊かにしていくことを最も大事なことと位置づけています。
会社として長く続けていくためには、会社の活動に参加する皆の生活が良くなっていくことがまず重要で、それを実現するためには他社に負けない技術という強みを磨き続けていかなくてはなりません。そして、会社としての活動や、技術の向上には、社員同士が良い関係であることが大切で、それを支えるのが「心」、だと思っています。会社は、社員が協力しあわないと業務が円滑にまわりませんし、お互いに技術を共有して吸収しながら新しい技術開発を続けていかないと、他社を上回る成長はできません。
同じ目標に向かって、技術を伸ばしながら、協力し合っていく、そのような職場であるように、私たち経営陣も努力しています。
『直近の目標は何ですか?』
当社は、景気動向に関わらず利益を出せる企業になることを直近の目標にしています。そのために、5年ほど前から、積極的に設備投資を行い、製造工程を革新しながら、生産性を高めるための努力を続けてきています。
現在、会社としては、生産性の高い、強い企業になるための過渡期にあり、社員一丸となって新しい製造方法や新しい仕組みを実現するために様々なチャレンジをしているところです。また、2025年には工場を新設、移転予定ということもあり、とても勢いのある雰囲気になっています。
『どのような部門がありますか?』
機械を使って製品を製造する製造部門、顧客ニーズを把握して製品を提案することで案件を獲得し、製品を顧客に届ける営業部門、会社の事務を行う総務部門があります。現在、製造部と営業部の2部門で、人材募集を行っています。
『働きやすい会社でしょうか?』
お客様から安定的に多くの受注を頂けていることもあり、基本的にはある程度の残業があることが多いですが、「家庭の事情で短時間勤務しかできない」など、個々の事情に合わせた勤務形態にすることも可能です。逆に、「稼ぎたいので積極的に残業したい」という社員もおり、できるだけ要望に応えるように体制を組んでいます。プライベートでは、趣味に力を入れている社員も多く、休日には趣味の活動を楽しんでいるという話もよく聞きます。自分の仕事は責任を持って計画的に進めて頂く必要はありますが、特定の日に有給休暇を取りたい、といった要望にも応えるようにしています。
福利厚生として社会保険は完備しており、職場環境も、工場内はエアコンで温度管理することに加え、喫煙所以外は禁煙として受動喫煙対策も万全にするなど、社員の健康に配慮しています。
『社員に関するデータを教えてください』
ここ4~5年の間で、長年貢献してくれた高齢社員の引退と新規採用により、組織の若返りが進んでいます。入社した社員は、それぞれ定着できており、長く安心して働いて頂ける職場だと思います。
『社員はどのような方が多いですか?』
基本的に、全員が中途入社した社員です。他の製造業で数年働いて転職した社員や、まったく他の業種で製造業は未経験ながら努力して技術を身につけた社員などがいます。共通している特性としては、「数字に抵抗がないこと」です。製造業で扱う図面や、機械操作プログラム、加工作業は、すべて数字で成り立っているものなので、数字を扱えることは必要になります。
性格的には、おとなしめですが前向きで明るい性格の方が多いです。理想が高く妥協を嫌う、自分なりの考えで仕事を進めたい、といった職人気質な部分も見られるほか、好奇心が旺盛で新しいものや変化にワクワクするような方が多い印象です。
『給料はどのくらいでしょうか?』
経験や保有スキル、また残業がどの程度かによって変わりますが、モデルケースは以下の通りです。
経験 |
入社8年目(入社前の業界経験5年) |
給与 |
職能給(月約30万円)+ 残業代 + 賞与(年2回) |
『社内イベントなどはありますか?』
バーベキュー(6月)、忘年会(12月)をそれぞれ年1回実施して社員の懇親を図っています。さらに今後は、心身の豊かさの向上を目的に、家族も参加できる懇親イベントとして、田植え・稲刈り体験会といったことも行いたいと考えています。